2016年4月20日   公開
株式会社酒商山田 代表取締役 山田淳仁
酒屋を取り巻く事業環境は著しく変わり、とても厳しい時代になりましたが、お陰様で酒商山田はお客様や社員さんと共に元気に事業を継続しています。
時代が大きく変わろうとも、変えてはいけないことと変化に応じて変えていかなくてはならないことがある。物事の本質を見据えながら、自由は発想でものごとに果敢にチャレンジし、お酒を通して感動を生み出したい。
Q : まずはどのような会社を経営されているか簡単に教えてください
酒商山田は祖父 山田政市が昭和6年に創業し、今年で85年目になります。
27年前、父が倒れ家業に戻り、逆転の発想により「日本の酒」に特化した酒屋を目指し取り組んで参りました。現在国内240社の醸造元や製造元、国内ワイナリーとお取引し、年間7000アイテムを超える「日本の酒」を扱っています。
小さな蔵の思いのこもったお酒を発掘し、お客様と共に育てていく。これが我々の商いの原点です。現在お酒の嫁ぎ先は、お客様の笑顔と共に広島から全国に広がり、昨年からは海外にもその輪を広げています。
酒商山田が目指すものは、「日本の酒」の伝道師!
「日本の酒」の美味しさや魅力を伝えると共に、日本の酒の未来を拓きたい!志を同じくする素晴らしい社員さんと共に、ビジョンの実現に向けて日々を着実に取り組んでいます。
Q : 入会のきっかけ、目的を教えてください
2004年8月に広島経営研究会の例会でお話をさせていただいたことがきっかけです。
例会でお話をさせていただき、懇談会での質疑応答をさせて頂く中、こんなに熱心に経営を学び、社員さん満足とお客様満足に真剣に取り組む組織があることに驚きました。
その頃、個人事業から法人成りしたばかりで、将来の経営に対して不安と危機感を持っていました。懇談会の最後に、会員の方から共に学びませんかとのお誘いをいただいたのです。もちろん、「ハイ、喜んで!」とお答えし、入会させていただきました。
Q : 経営研究会に入会して良かったこと、また効果を実感したのはどんなことでしょうか。
法人成りした年に入会したため、経営研究会の理念、目的、誓いがそのまま経営の根幹の考え方となりました。
1つの理念「共に学び、共に栄える」、
2つの目的「社会貢献~人の役に立つ会社になる~」「適正利益の確保」、
3つの誓い「健全な経営を心掛けます」「人財の育成に全力でつとめます」
「正しい納税を通して社会に貢献します」その考え方を忠実に11年間実践して参りました。
経営研究会での例会や委員会活動、三大行事での学び、会員の方からアドバイスいただき、会員の皆様と互いに切磋琢磨し学んできたからこそ、現在の私と会社があります。
厳しい経営環境の中、お客様やお得意先様、仕入先様と良い関係を築け、こつこつと成長できていることでその効果を実感しています。
Q : 入会を検討されている経営者さんに一言お願いします
日創研広島経営研究会では、毎月開催される例会や委員会活動、会員企業の経営発表会などを通して、経営理念、経営情報、経営ノウハウを学んでいます。
幹部さんや社員さんと、参加費無料で共に学び、共通体験を通じて社長力・幹部力・現場力の三位一体の経営を学ぶことができます。
社員さんの満足とお客様への役立ちによる顧客満足、これを実現することが経営の喜びであり、楽しみでもあります。志を同じくする経営者がいる、胸襟を開いて経営の事が話せる友がいる。これが経営研究会の魅力です。入会をご検討されている皆様、共に学び共に成長発展しましょう。