理念に共鳴する人づくり!田舞富太郎氏ご講演と会員企業の事例発表
2016年7月12日(火)広島オリエンタルホテルにて 2016年度「理念と経営」経営者の会第7回中国地区大会IN広島 ならびに 日創研 広島経営研究会・広島西経営研究会の7月合同例会が開催されました。
タイトル「理念に共鳴する人づくり」
田舞富太郎氏によるご講演と社内勉強会導入後の事例発表
株式会社ミクセル(広島経営研究会) 「導入後の社内の変化」
株式会社文華堂(広島西経営研究会)「わが社の取組み、これまでそしてこれから」
田舞富太郎氏は講演の始まりから、一期一会、使命に生きるとご自身の熱い念(おも)いを会場中に伝えていくエネルギーの高いスタートとなりました。コスモ教育出版の責任者として多くの経営者様にお会いされた田舞富太郎氏はその経験を通して、経営者とは社員の家族の幸せのことまで考えている。経営者というのは多くの家族を守っている存在だと気づかれます。
講義の中で何度かのワークを通して、経営者も社員さんも過去の体験や経験を通してそれぞれが観念に囚われているという課題を投げかけられました。時代の変化が早く、変化対応が必要とされる企業経営を行なっていく上で大切な事は、視野を拡げ、様々な価値観を知ることです。 その為に月刊「理念と経営」を読み、沢山の企業事例から学び 社内勉強会で共有することについての大切さに触れられてから導入企業への事例発表へとなりました。
㈱ミクセル様の導入効果
勉強会を通して、表面的に知っているだけの仲間の知らない面に気づけた。
会議などで積極的な発言ができる様になった。
理念と勉強会を通して、発言しないと相手に伝わらないと知ったからクレームもお客様目線のチャンスと捉えメーカーに進言した。
普段の仕事では見えない苦労が見え、いつの間にかお互いを褒め合う会になった。
㈱文華堂様の導入効果
スマートな導入が出来なかったが、その状況が社長の心に火を灯した。
社長のやるという本気が会社を動かして、定着まで時間は掛かったが得られた成果はとしては、売上高経常利益率が伸びて続けている。コンペでの勝利など業績面での成果に繫っている。
両社とも、勉強会導入時の際には苦労や工夫が伺えましたが ㈱ミクセルの島社長と㈱文華堂の伊東社長の会社を良くしたいという念いが伝わって社員さんが動いた結果だと感じました。
田舞富太郎氏は、父親参観は好きではなかったと講演の中で言われていました。 しかし沢山の経営者様のお話を聞きその姿を目の当たりにして、一所懸命に働くご両親の姿を重ね合わされます。 トップの生き様がリーダーシップとなり会社を動かしていく。経営とはトップ自らが背中を見せて、トップがやると決めて実行する。
「理念に共鳴する人づくり」とは社員さんがトップのフォロワーとなり一緒に会社を盛り上げていく事です。
その為に社内勉強会の開催や社風創りが重要であると例会を通して改めて学ぶことが出来ました。
記・株式会社リアルマックス 槇田