5月 全国大会のご報告
5月 全国大会のご報告
日創研経営研究会 全国大会in岡山
覚悟 我、事において後悔せず
2017年5月25日(木)・26日(金) 岡山シンフォニーホール
今年の全国大会は、5月25・26日の2日間、岡山にて「覚悟 我、事において後悔せず」をテーマに開催されました。私たち広島経営研究会も他の中国ブロックの皆さまと副主幹としてお手伝いをさせていただきました。
まずは、全国から来られる会員の皆様のお出迎えからです。各単会ごとに作ったカラフルなジャンバーを着て会場の出入り口や街角、駅の各所に分かれておもてなしをさせていただきました。
基調講演では、岡山を代表する企業の両備グループ 代表 兼 CEO 小嶋 光信 氏より「覚悟を生む忠恕の経営」をテーマに講演頂きました。
続く【覚悟シンポジウム】では、松原社長をコーディネータにテーマ「その時、経営者は」について、カモ井加工紙 株式会社 代表取締役社長 鴨井 尚志 氏(創業94年)、木下サーカス 株式会社 代表取締役 木下 唯志 氏(創業115年)、髙田織物株式会社 代表取締役 髙田 幸雄 氏(創業125年)の3社の代表に、時代の大きな流れの中で、その時その場面でどのような決断をし革新してきたのか、そして永続する企業をどのように創り上げてきたのかをお話しいただきました。
また、初の試みとして「白熱教室 今こそ中小企業の活性化」と題して、これからのブロックや単会のあり方、本部のサポ―トなど会員企業の真の活性化へ向けた全員参加型の熱気あふれるディスカッションが行われました。
二日目は、早朝から分科会です。我々広島は第2分科会の担当。講演者は、株式会社マエダハウジング 代表取締役の前田 政登己 氏 テーマは「地域で輝く100年企業目指して」です。今回の分科会の中では一番人気という事もあり、我々広島メンバーもおもてなしの準備を朝早くからしっかりとさせていただきました。講演では前田社長の起業前のお話から起業後の様々な話、挫折や失敗からどのように変革していったのか、またその時の覚悟や念い。日創研との出会いと学びと素直に実践することの大切さなどを情熱的にお話しいただき、会場内も皆聞き入ってとても刺激をいただける分科会になりました。
そして、「第7回13の德目朝礼 全国大会」です。各ブロックを勝ち上がってきた11チームの代表がチーム内の会社を事例に徳目朝礼の見本となるような発表を行いました。
また、大会の後は昼食をはさみ実際の会社の事例として、岡山の株式会社 谷川工業の社員の皆さまによる事例発表も行われました。
最後は、田舞本部会長と吉川英明氏(小説「宮本武蔵」の著者 吉川英治氏のご長男で吉川記念館の館長)による対談です。宮本武蔵テーマ対談「我、事において後悔をせず ~武蔵の覚悟から学ぶ激動の世で生き抜く経営」と題して行われました。今回の大会のテーマ「覚悟」を深掘りしたお話をお聞きし、我々中小企業の学びの一助とさせていただきました。
今回は、大会を通して副主幹と関わり、岡山経営研究会の事前準備や心遣い、当日の運営からお見送りまで様々な形で関わることができ、とても勉強になる2日間となりました。
来年は、北九州で5月24日(木)・25日(金)に「イノベーション」をテーマに行われます。ぜひ来年も皆さん参加しましょう!