ライバル他社と圧倒的な差別化を図る人財育成の方法!! ~10分間の朝礼の効果を100倍にしませんか?!~

広島経営研究会 11月例会

 

日時:2017年11月17日(金)

テーマ:ライバル他社と圧倒的な差別化を図る人財育成の方法!! ~10分間の朝礼の効果を100倍にしませんか?!~

講師:社会福祉法人千成会理事兼ひょうたん村 施設長 羽石 紀恵 氏

 

11月例会は、社会福祉法人千成会理事の羽石紀恵氏をお招きし、人財育成のためにいかに「13の徳目朝礼」を社内に導入し、有効に活用していくかのお話をして頂きました。

 

まずは、人財育成と一口に言っても結局は何のために人財育成を行っていくかが大切で、人財育成の目的は「幸せになること」であると定義づけして行うことの大切さを学びました。
当たり前のことではありますが、ついつい売上や利益を上げることのために行ってしまいがちになっています。
「社員さんと共に幸せになるため」を忘れないようにしていきます。

 

人財育成を行うには、経営理念に則った人事理念や教育理念を作成することが重要で、人財育成は、マインド(人間力、感謝力)とテクニカル(仕事力、考える力)の両面で行っていく必要があり、それを念頭に、毎日の「13の徳目朝礼」を行っていく必要があるとのことです。
羽石講師は朝礼を人財育成+承認の場と捉え、「書いて」→「話して」→「承認する」このサイクルで約二年半行い、社員さんが活き活きとして働く職場に変わったそうです。
新入社員さんの歓迎会では、新入社員さんのご両親からの手紙を読んだりして、あらゆる場で承認の場を創り、人財育成の工夫をされています。

 

最後に「使命」、つまり命の使い方について語られ、「赤ちゃんは生まれた時に手を握って生まれてくる。その固く握られた手には「使命」が握られている。しかし、歳を取るにつれてほとんどの人はその「使命」を忘れてしまう。今一度、それぞれの生まれてきた「使命」を思い出して、豊かな人生を歩んでほしい」という言葉を思い出しました。
一度しかない人生、「自分の命をどう使うか」、を自分にもそして、社員さんにも問うていこうと決めました。

 

羽石講師の人に対する温かさに触れることが出来、改めて社員さんや周りの人を承認することの大切さを学んだ講演でした。

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